1.成分の均一性について
患者さんが煎じ薬を自宅で煎じる場合(自煎)、その日の火加減や水の量、煎じる時間のバラつきによって濃くなったり薄くなったりする、いわゆる「煎じのムラ」が出てしまいます。抽出条件によって抽出がバラつくのは煎じ薬の宿命とも言えます(最悪の場合、焦げ付かせてしまい1日分が無駄となることもあります)。
このような「煎じのムラ」ばらつきは「効き目のばらつき」となって現れます。
煎じパックであれば、患者さんが飲む初めての一包から最後の一包まで濃度が均一で、効き目がばらつくことがありません。
特に、指示された通りの方法・時間で煎じないと効き目や安全性が著しく損なわれるような漢方薬は、マイスターを使用して正しい方法で煎じる事で安心で安全に服用いただけます。